『ちょうどいいブスのすすめ』の批判について
来年からの新ドラマに決まり批判の声も上がっている「ちょうどいいブスのすすめ」
私は別にいいと思うんですよね。
キャストの件は、確かに夏菜はブスじゃない。めっちゃかわいい。
じゃあ仮に、原作者である相席スタートの山崎ケイがやって誰がみるん?
ゴールデンタイムのドラマだから!忠実性ではなくて視聴率をとるためにやってるんですから!夏菜がちょうどいいブス役やるドラマみたいやろ?もうお前たちはすでに日テレに踊らされているんだ!!
そして、シンプルに『ちょうどいいブス』という言葉に対する批判について。
私、ドラマ化する前から山崎ケイさんの「ちょうどいいブスのすすめ」のコラムのファンで読んでいて。
すっげぇおもしろいなこれって思ってたんですよ。
これ批判してんのって「本当は自分のことブスだと認めてないけど、ちやほやされないブス」でしょ?
本家本元のブスは、これをよんでどう思うか。
「え、自分でもワンチャン、モテるんじゃね?」
そう、ブスとは中学生男子ばりに夢見がちな勘違い野郎なのだ。
このコラム、読んでて非常におもしろいし、気づきやためになることはいっぱいだけど、
所詮、ブスはブス!!山崎ケイくらい頭の回転良くないともてないぞ!!(山崎ケイは早稲田出身)
でもモテるんじゃないか?と思うことだけでもブスは救われるのだ。
そしてそのブスの誘惑にのっちゃう、ピュアなイケメンや、ブスな男がいて本当にウィンウィンになれるかもしれないじゃないか!なにも悪いことないじゃないか。
自分の容姿に対するマイナス自意識が強固になるって、元の意識が足りてねぇんだからそれで充分だよ!マイナスを認識したうえで、顔ではないところで勝負しましょうっていってるんじゃないか。ブスだと自覚しろ、だけじゃなくブスだからこうしよう!って。
別の番組で山崎ケイが言ってた、
「自分の顔は自分が一番きれいだと評価してる。だって自分の顔見る時って鏡を見る時じゃないですか?絶対意識して顔作っちゃうんですよ。電車乗ってて、トンネルにはいったときに不意に窓に映った自分の顔にびっくりしたことありません?あの顔が普段の自分の顔ですからね。」という言葉、衝撃すぎたよね。
めっちゃブスやん。あの時の顔って自己認識の3倍はブスやん。いつも自己意識の3倍ブスってことですよ?生きてて大丈夫?てレベルなんですけど。
まあかくいうわたしも、コラム読んでるときは、
この人面白いな〜と思ってましたけど、
実際テレビでみる山崎ケイさんはなんか結局あざといブスで、
好きになれんな…と思ったんですけどね。
ちょうどいいブス。いいじゃないか。
飲んだらやれそう。飲みにも誘ってもらえないよりいいじゃないか。
そこでやるか決めるのはあなたなんだから。
選択肢が増えるだけなんだから。