フェス好きがすすめるおすすめフェス【関西中心】
フェスに行きはじめて5年。
一口に夏フェスと言ってもアーティストの層、客層、利便性など多種多様なので、
私が今までいったフェスのいいとこ、よくないとこをまとめてみたいと思います。
良かったら来年以降のご参考に!
ちなみに当方関西在住なのでほぼ関西のフェスです。
以下のフェスを順に。
・MONSTER baSH
・METROCK OSAKA
・SUMMER SONIC OSAKA
・EAT THE ROCK
・イナズマロック
・SWEET LOVE SHOWER
RUSH BALL(2012.2013.2014参戦)@大阪 泉大津
・チケットがやすい!6500円!破格!
・アーティストは邦ロックファンか若者向け。体感的には客の半数は20代前半
・会場が広すぎない(むしろステージと飲食スペースのみといっても過言ではない)
・2ステージなのに出演時間がかぶってみれない。のに転換がやたら遅い。
・駅からオフィシャルバスの発着場までの距離が遠い。そしてバスが恐ろしく混む。
・砂埃がすっごい。毎年次の日声が出なくなる(笑)
・日陰が少ない(笑)
ラシュボはチケ代、ラインナップ、会場までの利便性、どれをとっても若者向け!
事実私も20代後半になってからはいってないので最近はいろいろ改善されているかもしれませんが、、、
ちなみに私は初フェスがラッシュボールでした。
大学生の初フェスにはいいかもですね~。私は初参戦の時夕方から膝を抱えて眠りましたが(笑)
MONSTER baSH(2014.2016参戦)@香川県 まんのう公園
・ラインナップが幅広い
・滝があったりカヌーが体験(できたはず)あったり自然を満喫
・メインステージが交代制なので有名どころはほぼみれる。
・けどサーカスステージの遠さが異常。(茶堂はいったことないのでわからないです。ごめんなさい)
・駐車場から会場までまさかのバス移動。車で来る意味。
・そもそも山の上すぎて車で行くのも大変。
・ただオフィシャルツアーは割高だがホテルから会場まで直なのでめっちゃ便利
モンバスの魅力はインディーズからメジャーまで幅広いラインナップと自然を満喫できることだと思う。
だから会場まで遠いことは仕方ないんやけど、もうちょっと駐車場と会場を近づけることはできないのだろうか?
あと客の分散という意味では仕方がないと思うけど、
ロキノン厨からするとサーカスステージとメインステージを交互に観たくなる、あのラインナップは本当に勘弁してほしい。
メインの空海と龍神はとなりあっているステージでかつ交互にしかやらないのでとても見やすい。そこは本当に最高。いいとこにレジャーシートをひければ一日中立ち上がることなくフェスを満喫できる。最高。
でもとにかくサーカスステージが遠い。片道15分はかかる記憶。
若かった私は一日にそこを4往復くらいした気がする。
今はもう無理!
あと時期的にもクソ暑い。楽しみ方によってはけっこう体力が必要なフェスです。
METROCK OSAKA(2016.2017.2018参戦)@大阪 堺
・会場が広すぎず狭すぎず
・ラインナップも割と幅ひろめ
・バスの交通整備がきちっとされててアクセスは割と快適
・気温も快適。2018はもはや寒いレベルだった
・フォトスポット的なパネルがあったり日焼け止めの試供品のブースがあったり、音楽以外の楽しみもある
・ステージとステージが近い
個人的にかなり快適でよっぽど目当てのバンドがないってならない限りは毎年行こうかなって思ってるフェスです。
5月のフェスなので過ごしやすいし、ラインナップもちょっと知名度のあるロックバンドが中心で2.3有名バンドというバランスの良さ。
同じ大阪のフェスとは思えぬくらいバスの整備がされてて駅からややバス乗り場まで距離があるものの行列にはならないのでそんなに苦でもありません。
しいていえば、ラインナップの割にチケ代高めかなぁ…そんなこともないかな…くらいですかね。
あと、4つステージがあるのですべてのバンドはみれません。でもステージ同士は割と近いので途中で抜ければなんとか…という感じ。
要するに全部みたくなるような、いいラインナップなんです!いいことやけど、毎年何見るかすごい迷っちゃうのでもう少し分散してくれ!(笑)
SUMMER SONIC OSAKA(2013.2017参戦)@大阪 舞洲
・ラインナップ幅広い(洋楽~ビジュアル系まで)
・屋内がある
・会場広い
・物販クソ混み
・都市型フェスなのでアクセスは良好
サマソニの一番いいところはクーラーの効いた屋内の会場があるとこ!しかも二階席なら椅子に座れる!(発想がババア)
都市型フェスなので大阪駅からすぐとアクセス良好。
バス乗り場もわりと近かった気がします。
そしてなんといってもラインナップの幅広さ。
2013年は一番小さいステージで女子アイドルを観終わって抜け出したいオタク、次のビジュアル系バンドを前で観たいバンギャ、その次の韓流男性アイドルを前方で観るために待機したいババアが三つ巴になって進むことも抜けることもできなくなるという事態に(笑)
めちゃめちゃヘドバンするバンギャの合間合間に韓流待機のマダムが点在するというなかなかにカオスな野外ステージになってました(笑)
そんな状況も起こりますが、基本は洋楽が多いのでお客さんも外人さんとか落ち着いた感じの大人な日本人とか、ちっとも落ち着いてないロックオジサンとか多種多様な客層です。
基本サマソニくらいでしか海外のバンドって観ないんですけど、やっぱ段違いにかっこいいですよね!毎年サマソニ前後だけ洋楽聴いてます(笑)
ただ、8月なかばなのでとにかく暑い。そして会場が広い。シンプルに迷子になる(笑)
まだアスファルトなんでそこまで移動もしんどくないですが。
そしてほかのフェスでも大体そうですけど、それにしてもってくらい物販列がすごい長いイメージです(笑)私のタイミング悪いだけかも。
あと客席(?)がアスファルトのステージがあって(芝生やグランドみたいな土のところがほとんど)、マキシマムザホルモンの時に初めてアスファルトでモッシュしたんですけど、怖かった!途中まじでこれ死体なのでは…?という倒れてる人を見かけました(笑)
EAT THE ROCK(2018参戦)@滋賀 竜王
・入場無料
・屋根があるから熱くない!
・ラインナップはなかなかコア
・フェスだけどもはやライブハウス
・飯がまずい
・2ステージほぼ同時進行なので音が混ざる
なんといっても入場無料!いって損はないって感じです。
なので君らは先週結成した軽音部のバンドなの?みたいのからHEY-SMITHまで逆に異常な幅広さのラインナップ。
客層もディッキ勢から無料っていうから来ました~みたいなその辺の人まで様々。
場所は山奥ですがバスもでてるしインターも近いのでそこそこかと。
会場は屋根はあるが壁はなく、地面はグラウンド状態で、全面日陰なので過ごしやすいです!
ただ、飯がまずい!私が買ったたこ焼きがいまいちだっただけかもしれませんが、
たこ焼きってこんなまずくなる?ていうレベル。
まぁ無料だからなんにもいえねぇ…
あと、ステージ同士が100メートルくらいしか離れてないんですけど、同時進行に近い状態なのでおもっきり音かぶってるんですよね。
まぁ無料だからなんにもいえねぇ…
イナズマロックフェス(2015.2017参戦)@滋賀 草津
・西川の兄貴に惚れてしまう
・芸人もでる(歌じゃなくてネタをされます)
・県知事がユーモラス(毎年知事が開会式でしゃべる)
・アイドルからロックまで幅が広い
・琵琶湖バックなのでなかなかのロケーション
・トレイがきれい!
・ブロック制になっていて非常にみづらい
・無料のゾーン(ステージ2つと飲食テント、イベントテントなど)が充実しすぎて、金を払う意味がわからなくなってくる
・滋賀なのに車での来場を禁止している。バスの整備はそこそこ。
・開始時間が遅い(メインステージは昼過ぎから)
・脅威の降水確率
イナズマはよくないところも少なくないんですが、帰り道の満足感は一番といってもいいレベルです。
ラインナップが幅広く、アニソン系、アイドル系、ロキノン系、ビジュアル系、と本当にいい意味で「西川貴教のお友達呼びました」てかんじ。
だから客層もディッキからハッピに、西川推しのマダム、無料ゾーンにはただ飯を食いに来た滋賀県民までいろいろ。
その無料ゾーンでも普通にライブをやっている。地下アイドルからロキノン、弾き語りまでいろいろなジャンルの方が。ごはんもこちらは美味しい。
無料ゾーンがすごいのに対し、有料ゾーンは整理番号ごとにエリアが区切られていてモッシュはおろか、場所によっては前すら見えない。しかも全エリア同じ値段。
まずエリア内も前側に人が集中する→後ろがすく→無駄な場所ができる
のに対して、後方エリアは見えない→エリア外の通路から観る→通路が通れなくなる
の悪循環でなかなか効率が悪い。
無料ゾーンの隅っこから有料ゾーンの大画面モニター見えてるし、ガンガン音漏れしてるし、金を払ってみづらい環境に行く意味って…?となってしまいます。
しかし、バンドとバンドの間で芸人さんがネタをしてくれるのが最高。
やっぱ生の漫才ってめっちゃおもしろいんですよね~。
帰り道音楽の話は一切なしでジャルジャルのことわざのネタの真似ばっかりしながら笑い転げたことよく覚えてます(笑)
そして、さすが西川の兄貴。スポンサーが素晴らしい。
全トイレに消臭力が置かれていて、フェスの仮設トイレ独特のにおいが一切ない!
消臭力のパワーすげえ。
そして、驚異の降水率(2016.2017と雨や台風で中止になっているし、今年も雨だった)に備えて、西川さんがモデルを務めるドライヤーが置いている。
しかもなぜかそのドライヤーをもってプリクラを撮れる(笑)
いろんなサービスやイベントが増えてるフェスですがドライヤーは初めてみた!
てかいい加減日程ずらせや。
SWEET LOVE SHOWER(2018)@山梨 山中湖
・ロケーション最高
・山の中だし9月なので暑すぎない
・そこら中に駐車場がある。どれも結構近い。
・ラインナップ豪華
・4つステージがあるのにほぼ全アーティスト観れるように組まれている
・客が多すぎない
・気球やカヌーなどアクティビティ豊富
・湖沿いにバーとかあってとにかく映える
・トイレが汚い
私はこの5年間のなかで、ラブシャが一番いいフェスだと思います!
とにかくロケーションがいい(私が行ったときは終日曇りで一秒も富士山みれませんでしたけど)
ロックから有名どころまでみんなが楽しめるラインナップ、かつそれをすべて見れるように作られたタイムテーブル。
ステージ同士の移動もはじからはじでも10分程度で程よいし。
客層も少なからずウェイウェイした大学生もいるが、親子連れも多く、
各々が各々のペースでフェス楽しんでるって感じで最高でした。
あと制限しすぎなんかな?とも思ったけど人が多くなくて快適(今年のラブシャは全日即ソールドでした。たしか)
辺鄙なところですが駐車場たくさん用意してくれてるし、民宿も近くに多いしやすいしいい人多かった印象で、まじ最高だなラブシャ!と思ったのですが、
ただひとつ。
トイレが絶望的に汚い。
そもそもトイレが会場の外にあるので、いちいちゲートをくぐらなくちゃいけない(中にも少しだけあります)
そしてもう限界だったの?てくらい汚くて臭い。
あと衝撃だったのが男性の立ち専用便器には戸がなくてこの辺におしりくるんちゃう?ってあたりにカーテンがついてるだけだった。
仮設が過ぎない?
まじで全トイレに消臭力置いた方がいい。
ということで7つのフェス紹介でした。
思いのほか長くなった…特にイナズマ。
個人的にはラブシャが一番居心地よかったですね!
でもおもしろさはイナズマ。
初心者にはメトロックがおすすめです。
長々とおつきあいいただきありがとうございました。