コミックバンドが世界を平和にすると思う
私は常々考えている。
コミックバンドが世界を平和にする、と。
コミックバンドとは、音楽の演奏よりも、滑稽な仕草や面白おかしい歌詞で聴衆を楽しませるバンドのこと。ユーモアやジョーク、知性、パロディ、ギャグ、しゃれなどを含む集団が、より優れたバンドと言える。(Wikipediaより)
わかりやすく言えば、ゴールデンボンバーですね。
金爆はなんていうか、強すぎて(ビジュアル系でエアバンドで白塗りで…)世界平和には向かないかもしれないですが、
コミックバンドっていうのはこういう人たちです。
馬鹿なことを真面目にやってるバンドです。
そんな世界平和に一役買うこと間違いなしのおすすめコミックバンドを紹介します。
キュウソネコカミとか、ヤバいTシャツ屋さんとか、打首獄門同好会は曲のセンスがいいから却下!もっとダサくないと、世界は救えない!
四星球
2002年に徳島で結成された4人組。
キャッチフレーズは「日本一泣けるコミックバンド」
画像の通り、ハッピにブリーフでいつもパフォーマンスをします。
はっきり言って私あんまり四星球詳しくないんですけど、ものすごい記憶に残ってて。
それは2014年MONSTER baSHという香川県で毎年行われている四国最大級の夏フェスのこと。
四星球が大トリだったんですよね。しかもその前がDragon Ashで。さらに小雨も降ってて。
私は四星球聞いたことないし、帰ろうかな~…と思ってたそのとき。
「♪す~しんちゅ~みないでたくさんの~お客さんが帰ったよぉ~」
というなんとも切ない曲が流れだした(笑)
・・・みるしかあるまい・・・。
続々と、本当に全員帰っちゃうんじゃないの?くらいの勢いでみんな帰っていくなか、
「初の大トリということで、大きい鳥に乗ってきました~」といって登場した彼ら。
(もちろんブリーフにハッピで)
一曲も知らなかったですけど、めっちゃ楽しかったことだけ覚えてます。
セックスマシーン!!
1998年、兵庫県で結成された4人組バンド。
とっつきにくいバンド名、ボーカル森田(モーリー)のインパクト大のダメージジーンズ、もういろいろ衝撃的な彼ら。
彼らが「全力で馬鹿でクソダサいのになんかちょっとかっこいい」というのがすべて伝わる曲がこちら。
単純明快!つまりはそういうことですよ。
こんな曲をほぼ布のないジーパン履いて歌うセクマシですが、
本当に純粋に熱い気持ちを歌う時もあります。
わかる~~~。その気持ちわかる~~~。
そしてセクマシについてもう一つだけ言いたいのが、グッズのセンスの良さ。
おっしゃる通り!
「好きな人とフェスに行くんだけど、このTシャツ着ていったらひかれるかな?」という若き日の私のクソツイートに、
「あんな、ええと思う!」とモーリーご本人からリプがついたことがあります。
(ちなみにTシャツ、着ていきませんでした。)
世界中の人が「サルでもわかるラブソング」を聴けば世界平和はもう間近。
超能力戦士ドリアン
ちょっと若いバンドも紹介しておかないと、ババアがばれるので。
ここ5年以内くらいに関西で結成した3人組バンドではないでしょうか?(雑)
2代目キュウソネコカミと私はよんでいる。
曲のセンスと発想が、すげぇいいなって思ってます。
アホだなぁ・・・ってほんわかしたいときにおすすめです。
仙台貨物
私が世界で一番好きなバンドですね。
大体2002年くらいにきっと仙台で結成された6人組のバンド。
赤いツナギとボーカル千葉さんのメイクがとてつもなく印象的。
本来は一応ビジュアル系バンドの彼ら。でも曲はメタルからカントリーまで幅広い。
千葉さんのモットーはみんなを元気にすること。
会社とか学校でいやなことがあっても仙台貨物のライブに来たら、千葉さんが嫌なことぜーんぶ吸い取ってあげるからね、と宮城弁で言っています。尊い。感謝。
全力で馬鹿なことをやってくれる彼らは尊くて、かっこよくて、
コミックバンドを観て聴いて、笑顔で踊ればもうラブアンどぴーすしかいうことないと思うんですよねぇ