ロキノン厨歴10年のアラサーが教える、フェスのすヽめ
私は高校生の時にマキシマムザホルモンを聴いてからどっぷりロキノンにはまってしまったアラサー女です。
あ〜、フェス行きたいっ!
趣味は音楽です。フェスは年に3回ほど行きます。という話をすると、
「ライブとかフェスって一回行ってみたいなーと思うけどいったことない」と男女問わず言われることが多い。
わたしはそれを聞くたびに思う。
お前は馬鹿なんか!?今すぐe+でチケットを取れ!!と。
フェスやライブに行って後悔したことなど、ない。
たとえ土砂降りの日であったとしても、だ。
ちなみに私の人生の格言は「いつまでも有ると思うな、推しと金。」だ。
10年もロキノンとV系のバンドのファンをやっていると、活動休止、解散などを迎え、ライブに行きたくてももうやってない…応援したくてももういない…行けばよかったな、ライブ…てことが往々にしてある。多々ある。
みなさんがそんな反省と後悔にまみれないように、フェスの素晴らしさ6つをお伝えしたい。
1.朝から誰に咎められることもなく酒が飲める。
はい、もう最高。これだけで最高。
酒は年がら年中飲んでいるが、間違いなくフェスで飲む酒が一番うまい。
だって考えてみてください。
日差しはちょっと強くて少し汗ばむが、風が気持ちいい天気の中、芝生に腰を下ろして、
好きなアーティストが歌ってるのを観ながら、屋台で買った唐揚げと、キンキンのビール…。はい、最高の夏キターーー。
2.生演奏に勝る音楽はない。
たしかに、演奏技術は何度も撮り直して、綺麗にミキシングした音源の方がクオリティは高いのかもしれないが、
CDでは味わえない爆音には興奮するし、
楽器のソロなんかは音源の比ではない。生のクオリティは。
家でダラダラ寝っ転がって見るYouTubeの動画なんかじゃ超えられない。
あと、夢のコラボ的なものも魅力な1つだ。
人生で15回ほどはフェスに行ってるのにアルカラと9mm Parabellum Bulletのギター滝善充のヴァイオリンコラボというアルカラファンしか喜ばないコラボしか思い浮かばないが…
とにかく魅力的だ。
3.会場の一体感
あんなに大勢でおしくらまんじゅうすることは、ほんとにフェスしかない。100人単位のおしくらまんじゅうが最適な例え。
ハロウィンで街中のトラック倒すくらいならフェスにきて酒飲んでモッシュすれば、捕まらず暴れられるのに。
もちろん、そんなのが起きるのは激しいロックバンドくらいだし、どんなバンドでも調子に乗って前方に行き過ぎなければそんなもんに巻き込まれず楽しく見れるのでご安心いただきたい。
4.ステキな出会いもあったりする
ライブハウスでのことだが、運動音痴のくせにサークルモッシュしてたら転倒してしまい、死ぬ!!と思った時に、
小出恵介似のイケメンが笑顔で手を差し出してくれた。私は一瞬で恋に落ちた。
まあ、なんにも始まんなかったけど。すぐにモッシュに戻ったけど。
でも喫煙所で同じアーティストのティーシャツ着てる人と盛り上がったりとかもあって、楽しい。
5.一緒にいった友達とさらに仲良くなれる
同じ音楽を聞き、一緒に踊り、一緒に感想を言い。キズナ、フカマル。悪い奴はだいたい友達。
へそ出しTシャツのツインテにグラサンかけておそろコーデなんてした日にゃ、インスタ映えまくりである。
ただ、こいつ荷物持たないな…とか、思ってたよりウェイウェイ言うな…とか普段とは違う一面をみてドン引きしてしまうこともあるので、要注意だ。
私は、サカナクションの「バッハの旋律を夜に聴いたせいです」でスカダンをはじめた先輩をみてもう一生この人とはライブ行かないって心に決めたことがある。
6.新しいバンドとの出会いがある
フェスで初めて聴いて、観て、かっこいい!楽しい!知らなかった!と、世界の広がる感じがいいじゃないですか。
フェスの次の日に早速音源を借りに行くワクワク感。大人になるとなかなかない。
音楽めっちゃ聞く、ていうわけじゃない人こそフェスでいろんなの聴いて、こんなバンドあるんや!て知ってほしいなと思います。
ちなみに私がフェスで初めてみて最大に衝撃を受けたのはFear.and loathing in las vegasが真顔でパラパラ踊ってたのをみた時だ。一目惚れ、一択。
あと、スターダストレビューも衝撃だった。ただのおっさんじゃなかった!!えげつなくかっこいいおっさんだった。
しかし、たまたま深夜にやってた根本要のラジオは死ぬほどつまらないおっさんのラジオだった。
他にも屋台の飯は美味しいし(割高だけど)、フェスによっては気球に乗れたり(割高だけど)音楽だけではない楽しみも沢山ある。
ほんとにお祭りテイストが強くなってて誰もが来やすい雰囲気になっていると思う。
こうかくと理系の皆さんは陰キャには無理〜と思うだろうが、ものすごく多種多様な人がいるので全然平気!ハッピ着たドルオタから長袖長ズボンで一人でぶつぶつ言ってるやつまでいるので、全然平気!
メガネの男子三人組とかもまじで結構いる。みんな楽しそうにしている。
各々が各々で楽しんでいるので、無理せず自分のペースで楽しめばいいのだ。
最近はフェスも増えて暑くない春フェスや室内フェスも増えてるし。
好きなアーティストがいるなら、なにかにハマりたいなら、ただただウェイウェイ言いたいなら、少しでもライブに興味があるなら、
是非一度行った方がいい。
いつまでも有ると思うな、推しと金。だ。
気づいた時には推せないんだぜ…