とにかく沼が深すぎる

気づいたら色々な沼にはまっていた

あることをしたら宝くじがあたるようになった

私は、3年くらい前からスクラッチくじを買っている。

2.3月に一回くらい仕事の備品買い出しに行かされた時に、3枚くらい買ったり、買わなかったりというペース。

まぁ当たったら、ラッキーくらいの気持ちで。

 

それが2年前くらいからあることをきっかけにめちゃめちゃ当たるようになった。

 

あることとは、金運のお守りを買ったのだ。

こう書くと宗教感が半端じゃないけど、私は無宗教者だ。

正月は初もうでにいくし、クリスマスはパーティーする。

そもそも金運のお守りを買ったのも神様を信じていたのではない。

オカダカズチカを信じていたのだ。

f:id:njp9mmkmt:20181109162520p:plain

金運のお守りは「縁切り神社」と呼ばれている京都の安井金毘羅宮で購入した。

そもそも縁切り神社自体に興味はまったくなかったが

友達が「悪い縁を断ち切って幸せになりたい><」

といい年こいて女子丸出しのくだらないことを言い出したのに付き合っただけだった。

f:id:njp9mmkmt:20181109162647p:plain

ちなみにどうやって縁を切るかというと、お札に縁を切りたいことと新しく縁を結びたいことを書いて↑この石の穴を願いながらくぐり、最後にその札をこの石に貼り付けるのだ。そう、このもさもさした白いものはお札なのだ。

特に縁を切りたいことがなかった私は

「二日酔いを縁を切って、いい酒と巡り合えますように。」とかいた。

根っからのゴミクズなのだ。ちなみに思い込みかもしれないがその年は記憶がなくなるまで飲んでても次の日、不思議と体調は悪くないということが圧倒的に多かったように思う。できるなら記憶もつけておいてほしかったが。

 

結構人気の神社のようでこの穴をくぐるのに1時間ほど並んだ。

やっと終わってお茶でもしに行こうかと思ったら、友達が今度は

御朱印帳をかいてもらいたい。」と言い出した。

御朱印帳を書いてもらうのにも長蛇の列ができていた。

無宗教者のくせに流行りに乗っかってんじゃねぇぞ、クソアマが。という言葉をグッと飲み込んで、ひとりでお守りのコーナー?をぶらぶらみている時に、見つけてしまった。もうかり守りというお守りを。

絵馬の形をしたプレートと小判と鈴がついたお守りで、隣の説明文には

「ふればふるほど金が降る」

みたいなことが書かれていた。

それを見た瞬間、私の脳内で「RAIN MAKER」が流れ出した(笑)

オカダじゃないか…!

オカダカズチカとは新日本プロレスのトップレスラー。

そんなオカダの決め台詞が「金の雨が降るぞ!!」なのだ。実際に本人の絵が描かれたお札が会場にばらまかれることもある(笑)

気づいたらもうかり守りを買っていた。

御朱印帳の列に並んでいた友達にお守りかった!とみせると

「なんかださいね・・・」といわれたので本気でぶんなぐってやろうかと思った。

たしかにダサくて、財布につけるとアニエスのおしゃれな紺の財布が途端におばあちゃんのお財布みたいになってはいたので、ぶんなぐるのはやめてやった。

 

それからである。

今まで一度も当たらなかったスクラッチが、毎回当たるようになった。

冗談みたいだけど、本当に、毎回。高額ではないけども。

300円の時が多いけど、たまに3000円とかも当たって今まで買ってた金額がチャラになるくらいは当選したと思う。

ダサいし、ちりんちりんうるさいし外したいが、外したらよくないことが起こるのでは…と怖くなって外せなくなった(笑)

 

しかし、一年ちょっと経った頃。

ある日ふと財布につけたお守りを見ると絵馬が欠けていた!

めちゃめちゃ縁起悪いな…と思っていた時に、

実家の母親から「今日遊びに行こう」と小学生の放課後みたいなラインがきて

岐阜県千代保稲荷神社に行くことになった。

なんでも商売繁盛の神様だそうで、金運があがるらしいと母が言う。

実際は串カツが食べたかっただけらしいが(笑)

ちょうどいい機会だしお守りを買いなおそう!と思った。

 

しかしお守りは販売してないようで、

「宝くじ当たりますように!!!!」と念じてお参りだけして帰った。

(たぶん商売の神様であって金運の神様ではないから微妙に違うのだが)

どうでもいいけど、ここの神社、やたら賽銭いれるとこ多いな!小賢しい!

と罰当たり甚だしいことを考えながらおいしく串カツ食べて帰った。

 

帰宅してからせっかくだし買ってみるか~と、

よく行くスーパーの片隅にある宝くじ売り場でスクラッチを買った。

3等の3万当たった。

売り子のおばちゃんも「あら!すご~い!」っていってくれた。

「え、三万って結構すごいですよね?なかなか当たらないですよね?」という私の興奮冷めやらぬ問いかけは全て無視されたが。

帰ってから小賢しいとか思ってごめんなさい、と心のなかで神様に謝り倒した。

 

金運の神、侮れない。